教員を辞めてから②
私は教師を辞めてから大学院に進学しました。
進学後の話をする前に、辞めるときの話をしようと思います。
教師の世界では12月に校長たちが集まる人事会議があり、そこで自校の退職者の名前を提示するそうです。
したがって12月までに退職者は退職する旨を校長に伝えなければなりません。
確かに、12月頃に「退職の意思がある方は申し出てください」と校長から案内があった気がします。
しかし、私が伝えたのは2月の頭でした。
理由は、辞めることをギリギリまで知られたくなかったことと、一般企業の退職申し出ルール「2週間ないし1ヶ月前まで」を知っていたからです。
ルールがあるならそれにのっとればいいよね、という軽い気持ちで月日を過ごし、2月頭に申し出たというところです。
2月頭というのも、辞めることがバレたから、ですが。
言ったようにギリギリまで知られたくなかったので、伝えるのは2月末の予定でした。どうやら大学院受験のパンフレットを同僚に見られていたようで(笑)
痛恨のミスですね。とても気まずかったです・・。
そんなこんなで2月頭に伝えるハメになりました。
伝えたときはあらゆるところから非難の嵐です。
12月までになぜ言わなかったと。
そんなこと知りませんよ。私は社会一般のルールにのっとって動いていただけですし、教員の世界の人事会議の時期などぺーぺーが知る由もありません。
平謝りするしかなかったですが。
非難の中で「誰にも相談しなかったことが悪い」という内容がありましたが、
これには納得しました。確かに誰か信用出来る人に相談していれば早めに伝えていたかもしれないし、もしかすると辞めなかったかもしれません。
しかしそもそも信用出来る人がいなかったんですがね。
これは私のコミュ障により人に心を開かなかった結果と思っています。
そんなこんなで2月頭に伝えた退職は、無事受理されたわけです。
ただ、正直、究極的にはいつ伝えようが後任は県が見つけてくると思います。
今のところ教員のなり手はいっぱいいるので。
次回は教員を辞めた後の大学院の生活を書こうと思います。