教員を辞めてから⑦
お久しぶりです。
ブログから大分遠ざかっていましたが、
教員関係をまとめきるまではやりたいと思います。
教員辞めてシリーズの続きです。
客先仕事ばかりしてやりたいことができず、不満が溜まりまくってました。
やりたいことは研究開発でした。
肉体労働により、体力が削られ、
知識をつけたり思考したりする時間や気力も奪われ、
研究開発をするために必要な経験が積めない。
同期や入社年度の近い先輩後輩はしっかりと研究開発をしている。
なんで自分ばかり…もう30も近いのに…
と、ストレスで爆発しそうでした。
実際製品を投げて壊したりしてました(笑)
捨てる予定のものですけどね。
ただ、今思うとあの経験もすごくいいものだったなと思います。
技術者には技能者的能力も必須ですから。
また、あそこで腐らず、耐えていれば、研究をする時間も持てていました。
私が辞めてからとある事情で客先仕事が激減したと聞きましたので。
あのまま頑張っていれば、別の人生があったということです。
日本にはいないかもしれませんが。
色んな経験ができたと思います。
技術者としての幅も広がったでしょう。
収入も社会的地位も、結構なものだったと思います。
話を戻します。
環境が変わらず、転職を考え始めました。
そこで考えたのが、別の技術職か、教員か、
です。
教員に少なからず未練があったのです。
生徒とのやりとり、授業、
色々な場面でのいい思い出と、感じていたやりがいといったものが、美化されて残っていたためです。
ただ、部活があったり、訳のわからん人間がいたことでパワハラまがいの行為を受けた嫌な思い出も、しっかりと残っていました。
だから決めきれませんでした。
ただ、他の技術職と言っても、中々希望の研究開発職などありません。
また現場仕事をやらされるかもしれない。
迷いましたが、とりあえず出願だけしようと、期限ギリギリで出願を終わらせました。
それから一ヶ月、悩みなが仕事をこなし、教員採用試験の勉強には中々手が付きませんでした。
ほぼ何もしていませんでした。
ところが試験一ヶ月前に、理不尽に上司から説教(確か2時間以上)を食らい、気持ちが教員に傾いた瞬間がありました。
傾いたというか、この環境から逃げたい気持ちが強くなった、ということですが。
その日から一ヶ月、勢いで教員採用試験の勉強に取り組む日々が始まりました。